外部委託スタッフの種類と特徴　～編集・デザインを外注する際の基礎知識～

デザイナー

誌面のデザインを担当する専門家です。

DTPオペレーター

デザイナーが制作したデザインにしたがって、コンピュータで文字や画像をデジタルデータにする専門家です。デザイナーが兼務しているケースもあります。
デザイナーにセンスや創造性が求められるのに対して、DTPオペレーターには緻密さとスピードが求められます。

ライター（記者）

取材や資料などを元に、原稿を書く専門家です。
無料で配布する冊子やパンフレットの場合、社内で原稿を書くことが多いでしょうが、その文章をチェックして修正（リライト）してくれるライターもいます。

編集者（ディレクター）

顧客ニーズや品質、スケジュールなどを考慮しながら、デザイナーやライターなどの制作関係者全体を指揮する専門家です。建設現場における現場監督のような存在だと言えます。
目に見えにくい「名前のない仕事」をするのが役割ですが、仕上がりの成功／失敗のカギを握り、スムーズかつ効率的な進行に欠かせないキーパーソンです。

カメラマン、イラストレーター

カメラマンは写真を撮影する人、イラストレーターはイラストを描く人です。
必要に応じて編集者やデザイナーが手配するケースがほとんどです。

印刷・製本会社

会社によって、書体（フォント）の制約条件、対応可能なアプリケーション（ソフト）、用紙の種類、製本の種類、刷り上がりの良し悪し、発送対応、料金体系などが異なります。このうち、刷り上がりの良し悪しだけは、当該業者への依頼経験がないと判断できません。